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介護・福祉の世界の用語辞典

医療・法律用語も含め、特殊用語について幅広く解説します。

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サービス担当者会議

サー担、サ担とも。ケアマネージャーが主催し、訪問介護やデイなど利用者の援助に携わる者が集まり、今後のプランの見直し等について検討する会議のこと。

シャイ・ドレーガー症候群

起立性低血圧を中心に、たちくらみや失神、排尿障害、発汗低下など自律神経症状が潜行性に進行し、小脳症状、パーキンソン病、筋萎縮等の中枢神経症状が加わって、進行性に経過する神経変性疾患のこと。

ショートステイ

短期間入所し、利用者を一時的に保護するサービス。現実にはなかなか予約が取れない。上限は30日だが、一日だけ自費滞在を挟めば事実上エンドレスに滞在でき、これを業界用語で「ロングショート」という。

スティグマ

ハンディキャップの意。元々汚名の烙印という意味があり、心身の障害や貧困による社会的な不利益や差別、屈辱感や劣等感を指す。

ストレッチャー

対象者を寝たまま移送する車付きベッド。転倒事故後によく登場する。

せん妄

一時的に脳の機能が急激に低下し、意識混濁と幻覚、錯覚、不安、不穏、興奮を示す状態のこと。一時的という点で認知症とは異なるが、混同されやすい。

作業療法士

Occupational Therapy (OT)。医師の指示のもとに、身体又は精神に障害のある者に対し、手芸、工作その他の作業を行わせ、その応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図る作業療法を行う。

作話

認知症の症状の一種で、実際に経験しなかったことを、自分があたかも経験したように話すこと。

側臥位

そくがい。横向きに寝ている状態。この状態で長時間放置されると、腰骨部分が褥瘡になりやすい。

全介助

全面的に介助を行うこと。要介護度4、5ではほぼ全ての日常動作が「全介助」と判定される。

在宅介護支援センター

「在支」と略す。介護を必要としている老人対策のために、必要な福祉サービスを調整し介護の相談や指導を行う機関のこと。老人福祉法に基づく。平成18年より介護保険法改正により導入された「地域包括支援センター」の前身の様な位置づけ。

尊厳死

死期が迫っていることが明らかとなった場合、延命をはかる目的のみの人工栄養や酸素吸入などを拒否し、自然の摂理によって死を迎え入れること。尊厳死宣言に関する立法が昔から議論されているが、まだ成立に至っていない(2014年現在)。

座位

上半身をほぼ90度に起こした姿勢。

措置

介護の世界では、老人福祉法に基づく行政の利用者に対する緊急処分(親族による虐待からの一時避難など)を指す。措置権者(行政)が自ら利用者のニーズの判定、サービス提供内容、費用負担等を決定する。契約に基づきサービスが提供される現在の介護保険制度の例外。

清拭

せいしき。入浴できない要介護者の身体をタオル等で拭き、清潔に保つこと。

生活相談員

介護施設で、利用者の受け入れに際しての契約や手続きなど、窓口的な業務やマネジメントを行う。事故・トラブル時に施設の窓口となり、家族ら外部の人間と連絡を取り合う重要人物。デイサービスの人員基準では1名以上の常勤配置が義務付けられている。特別養護老人ホームの場合は「生活相談員」だが、介護老人保健施設だと呼び名が「施設相談員」となるがどちらも同じ役割。

社会福祉協議会

略称「社協」。すべての市町村に設置される社会福祉法人の一つで、福祉事業の調査・企画・助成・普及などを業務としている組織。民間組織だが公共性が高い。自前で訪問介護等の介護保険事業を運営する社協もある。後見制度の実施・拡充につき重要な役割を担う。

社会福祉士

社会福祉士及び介護福祉士法によって創設された福祉専門職の国家資格。身体上または精神上の障害があり、日常生活を営むのに支障がある人の福祉に関する相談に応じ、助言・指導などを行う(総称してアウトリーチという)。地域包括支援センターには必ず一人はいないといけない。

脊柱管狭窄症

脊髄の通り道である脊柱管が老化等により狭窄することによって、神経が圧迫され、腰痛、足の痛みやしびれ、歩行障害等を来す病気。

褥瘡

「床ずれ」とも呼ばれる症状で、身体の一部分に長時間の圧迫を受けることによって血流が悪くなり、組織が壊死した状態になること。悪臭、浸出液が出、ひどい場合は骨が見える状態にまでなる。清潔な環境、体圧の分散、栄養補給が必須。「褥瘡は看護の恥」という言葉があるが、案外病院で褥瘡が生じることもある。